レイヤードのススメ
カスタマイズプロブログではスタッフが実際に自分で購入してみて感じたリアルなレポートをお届けしています。今回は「レイヤードのススメ」と題して、短パン+レギンスの着用感と良かった点について書いていきたいと思います。実はこのレイヤードスタイルのご提案には、スタッフの実体験を元にした切実な理由がありました...。
レイヤードスタイルとは?
レイヤードの直訳は「積み重ねる」となりますが、ファッションの世界ではいわゆる重ね着をしたスタイリングを指します。ただ、一般的な感覚では下に着たアイテムがしっかり見えている格好を「レイヤー」や「レイヤードスタイル」なんて呼んでいたりする気がします。具体的には、長袖の上にTシャツを着ていたり、Tシャツの上にワンピースを着ている場合にそう感じるのではないでしょうか。
今回は短パンにレギンスの組み合わせですが、これも思いっきりレギンスが見えているのでレイヤードスタイルと呼んでいいでしょう。作業着やワークウェアの業界では、大工さんや職人さん、内装関係の方で多く見かける格好かもしれません。
実際に購入してみた
今回購入したのは2点。目的はボトムスでレイヤードスタイルをやることですが、カスタマイズプロで取り扱っている商品で実現するには二つの方法がありそうです。まずは短パンとレギンスの組み合わせ、もう一つはすでにレイヤード状態になっているハーフパンツ。どちらが好ましいか、違いはあるのか、検証のためにも2つとも買うしかない!というわけです。

まず紹介するのは手持ちのレギンスに合わせるために買った、TS DESIGNさんのカーゴハーフパンツ50345。普段の庭仕事やDIYで着る服がオリーブグリーン、カーキが多いので色を合わせた感じです。別の記事で紹介した空調ウェアのHOOH V2519もカーキでした。

◇TS DESIGN 50345 ストレッチカーゴハーフパンツはこちら

そしてもう1つが、HOOHさんのフェイクレイヤードハーフパンツ6184です。こちらはレッグカバーが縫い合わされており、レギンスを重ね着しているように見えるデザイン。同じカーキ系で揃ばっかりだと着こなしが単調になりそうなのでベージュを選びました。フェイクとはいえレイヤードですから狙っている効果はおそらく同じじゃないかと見ているのですが...。 ちなみにこのフェイクレイヤード系アイテムはワーク業界ではあまりなくて、カスタマイズプロではHOOHさんのVILEAくらいです。
◇HOOH 6184 VILEA フェイクレイヤードハーフパンツはこちら
さて、それでは2点を実際に着用して使ってみたいと思います!
着心地や使い勝手 | 購入の決め手と注意点
【レビュー1】TS DESIGN 50345 + レギンス
生地はざらつきのある鹿の子のような感じ。マットな印象で落ち着いたカラーによくマッチしています。ステッチが黄色なのも◎。個人的に、オリーブやカーキにはイエローやオレンジの差し色が合うと思っています。ちなみに合わせる手持ちのレギンスはEVEN RIVERのもの。ひとまず軽トラの荷台で撮影。念のため書いておきますが、着替えは室内でしてますよ! (レギンスは以前から個人的に所有していたものなのでカスタマイズプロでの取り扱いナシ。すみません)


さて、それでは履き心地と実際の感想ですが、、、これは狙いどおりでした。膝がつっぱりません!

今回ボトムスのレイヤードにこだわったのは、膝のつっぱり感から解放されたかったからです。今の作業ズボンは全般的にストレッチが効いたものばかりですが、このストレッチ性にも限界はあります。特に夏場に汗をかいた状態では生地が皮膚に張り付いてしまって、(いくらストレッチといえども)つっばり感があります。とにかくこれから逃れたかったので、短パン+レギンスは膝がつっぱる恐怖から解放してくれました!
【レビュー2】HOOH VILEA 6184 (フェイクレイヤード)
さて、次はHOOH VILEA6184ですが、これはパンツ履いたほうがいいのかな?

個人的には、レギンスを履く場合は下着をつけませんのでTS DESIGNの50345では何も気にしなかったのですが、このフェイクレイヤードのレギンス的な部分(レッグカバー)が付いているのは股下から。つまり短パン部分には裏地もなく、ごく一般的な短パンやハーフパンツと同じ構造です。これは下着を着用すべき、と判断しました。 ちなみにこちらはウエストゴムではないので、生地にストレッチ性はあるものの伸びはそれほど期待できません。ベルトをして着用する前提で考えたほうがよく、それもあってサイズをLにしました(TS DESIGNの50345はウエストゴムなのでMを選択)

さきほどのようにレイヤードスタイルに求めるのは「膝がつっぱらない」ですが、こちらはどうか?

うん、大丈夫!
そりゃそうでしょう。フェイクレイヤードといっても股下からはコンプレッションのようなものなので、生地に引っ張られるような感触はありません。レギンスを履いている時と同じフィーリングですこぶる快適です。もっと早く買えば良かったな...。 ただ、そうはいっても短パン内部にレッグカバーが縫い付けられているのは構造的に異なるので心配だったのです。例えば、全体で伸縮するレギンスに比べてストレッチ性が落ちるんじゃないかとか、レッグカバー部分の長さが足りなかったら困るなとか、合体していることでの弊害を気にしていました。ただ、細かい点では着用感の違いはあるものの、最大の懸念である膝のつっぱりついてはまったく問題ナシ。短パン部分の生地にもストレッチ性があるので、汗をかいてしゃがみ、レッグカバー部分がかなり引っ張られた状態でも問題ありませんでした。
着てみてわかったこと
今回の記事を読んでいただくまでもなく、ボトムスのレイヤードスタイルの恩恵はしゃがむ動作での膝への影響です。短パン+レギンスでも、フェイクレイヤードでも、膝のつっぱらないフィーリングは同じでした。個人的な話になりますが、この夏にストレッチしない作業パンツを穿いていたところ、しゃがむ動作で腰を痛めたことがあります。あくまで素人的な推察ですが、汗で濡れたことによって生地が膝でつっぱり、しゃがんでいる途中で腰が起きてしまったことでインナーマッスルを痛めたのではないか、と。
いわゆるギックリ腰の亜種だと思うのですが、治るまでに2週間以上かかりました。この恐怖もあって作業をする際にはストレッチ性の高いものを選ぶようにしていたのですが、それでも膝がつっぱる怖さが取れません。そこで思いついたのがレギンスを穿いたレイヤードスタイルというわけです。
レギンスを穿かずに短パンだけでもいいのでは?という考え方もあるかもしれませんが、生足では汗の不快感がありますし、屋外での作業では怪我をしたり虫に刺されたり、良いことはありません。日焼けもしますしね。その点、このレイヤードスタイルは完璧に要望を満たしてくれました。思った以上に着心地が良く、いつまでもサラサラしているのも良かったです。膝の開放感以上に、肌の快適性のほうが感動は大きかったかもしれません。これは思わぬ拾い物でした。
まとめ
今回はストレッチ性のないパンツで腰を痛めた経験から、より動きやすい夏の作業スタイルを模索してたどり着いたレイヤードスタイルを紹介しました。短パン+レギンスとフェイクレイヤードの2種類を紹介しましたが、どちらも(動かしやすいという意味での)機能性と快適性は十分。なお、フェイクレイヤードは1着で短パン+レギンスと同じスタイルができる反面、下着が必要になったり、レッグカバー部分を選べないことに注意が必要です。短パン+レギンスは自由度が高いですが、そのぶんコストがかかります。好みで選んで良いと思いますが、まだレギンスをお持ちでない方はフェイクレイヤードからお試しいただくのが良いかもしれませんね。
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