作業服の販売期間
作業服やワークウェアは一年を通じて購入することができますが、時期によっては在庫がなかったり、サイズやカラーが選べないほど数が少なくなっていることがあります。これは多くのメーカーが「春夏」または「秋冬」商品として年2回ごとに生産-販売しているためで、売り切れとなってしまうとそのシーズン中の追加生産は期待できません。「通年」商品としてシーズン毎に生産される定番アイテムもありますが、ほとんどはメーカー在庫がなくなったら終売となります。

ECやネットショップの多くは在庫を持たず、注文ごとにメーカーより取り寄せをしているため、メーカー側で終売となったものは販売終了というわけです。つまり、販売期間は限定的ではないものの在庫がある時期は限られる、ということになります
春夏と秋冬の2シーズン制
ではなぜ「春夏」と「秋冬」に分かれるのでしょうか? これは作業服もワークウェアも衣料品であるため、アパレル業界と同様に二つのシーズンに合わせた販売計画を立てられるためです。日本は四季があり、春夏(SS:Spring&Summer)と秋冬(Autumn&Winter)では気候も大きく異なります。暑さと寒さそれぞれに合わせた過ごしやすい服が求められるため、衣料品を製造するメーカーは「春夏」と「秋冬」に分けて年二回の製品リリースをするようになりました。
衣料の製造では、まず生地や糸を調達し、デザインと縫製を経て完成品となり、物流に乗って消費者の手元へと届きます。非常に大きな手間と時間を要するため、大規模生産であればあるほど年間計画に沿って入念に準備されています。これは作業服でもファッションアパレルでも製造過程に違いはありませんので、衣料関連業界が「春夏」と「秋冬」の年二回の販売サイクルで動いている以上、それにならうのが効率的ですし経済的です。

また、大量生産による価格への還元は消費者ニーズと合致しますので、売れる分だけ作って売り切る、というのが衣料品の基本的な販売戦略になります。年二回の販売計画がすべての衣料品メーカーの基本であり、どんなに売れても追加生産しない(できない)のは販売計画に影響を及ぼしてしまうためです。
型落ちや在庫はどうなるの?
作ったものはすべて売り切ってしまいたいメーカーの思惑どおりにはいかず、シーズンを過ぎても売れ残りとなる場合もあります。商品を買い切っている実店舗であれば、在庫品として昨年までの型落ち商品はセールや見切り価格で安く販売したりしています。ECやネットショップは在庫を持たず、注文ごとにメーカー取り寄せをしているところがほとんどですので、在庫を抱えるリスクはありません。よって、昨年までの商品はサイトから掲載を落としていくところもありますが、大方はメーカー在庫があるかぎり掲載を続けています。
なお、メーカー側から型落ち商品や大量在庫品の価格をディスカウントする旨の連絡を受けることもあります。その場合、ECやネットショップは価格改定をして売り切りに協力します。

セールやアウトレットが少ないわけ
作業服やワークウェアは、仕事における必需品でもあり消耗品でもあります。ファッションアパレルのように嗜好性が強いものではないため、どんな人気メーカーでも価格は抑えめに設定されています。元から単価が高くないものですし、数が限られているため安くしてでも積極的に売り切る必要がありません。それはECやネットショップも同様で、利益を削ってでもセールを実施するメリットがないのです。在庫リスクもないわけですから、ますます安売りする理由がありません。

また、ファッションアパレルと違って作業服やワークウェアはそれほど多く製造されていません。年二回は商品が入れ替わりますし、市場に出回るほどB級品やアウトレット品が発生しないのです。アパレルほど製造する数の分母が大きくないのも理由です。実店舗やネットショップで取り扱い過程で傷がついてしまった商品をB級品、アウトレット品として販売することがありますが、それは製造過程ではない場面で発生した1点ものです。
そうしたことから、作業服やワークウェアでは、安く買い求めるためにセールやアウトレットに期待するのは難しいと言えます。
しかし、カスタマイズプロでは通常では出回らないB級品やアウトレット品を集め、販売しています。
数量限定ではありますが、お得に作業服・ワークウェアをお求めいただけるチャンスです。
お買い得はこのタイミング
それでは作業服やワークウェアを安く購入するには、どんな方法があるでしょう? 在庫がありそうなセール価格の型落ちアイテムを狙って探す方法もありますし、望みは薄いもののセールやアウトレットを頑張って探す方法もあるでしょう。しかし、そうしたアイテムは限定的で、必ずしも希望のカラーやサイズが手に入るとはかぎりません。
そこで考え方を変えて「結果的に安く済んだ」を目指すのが良いかもしれません。それというのも、作業服やワークウェアのメーカーは年に1〜2回ほど価格改定を行います。時期はメーカーによって異なりますが、春夏商品は3月から、秋冬商品は9月からが一般的。同じ春夏や秋冬の商品であっても購入月によって価格が違うということがありえます。価格改定のお知らせは必ず事前に行われますので、早めに購入を決断するのも「結果的に安く済んだ」となるかもしれません。

まとめ
作業服やワークウェアには販売シーズンがあり、タイミングを逃すと在庫がすぐに僅少になってしまいます。定期的な値上げもありますし、良いなと思ったものは迷わずすぐに購入することが、経済的にもメンタル的にも損をしない買い方かもしれません。
ちなみにカスタマイズプロでは、商品を受け取りに来ていただければ送料分を浮かすことができます。加工を依頼する場合の持込加工でも同様ですので、ご来社が可能な地域の方は持ち込みと受け取りを工夫することで安く済ませることができます。まとめ買いを駆使してトータルコストを税込11,000円以上にすれば送料無料になりますし、お買い物の仕方で「結果的に安く済んだ」を実現するのもひとつの方法と言えるでしょう。

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