ペルチェ式の将来性とカスタマイズを考えてみる

ワークウエア業界では目新しくもないペルチェ素子を利用したアイテムですが、世間一般でもちょっとカタチを変えて登場しているようですね。先日ネットニュースで見たのはSONYさん「REON POCKET」という『インナーウェア装着型 ウェアラブルサーモデバイス』でした。それにしてもデバイス名が長いな...。
今年デビューというわけではなく、SONYさんは数年前からリリースとアップデートを繰り返してきています。デバイスを首の付け根(背中側)にセットするスタイルで一貫していて、スマホから操作できたり、デバイス本体のセンサーで自動で温度調節をしてくれたりと高機能ですね。首の付け根は交感神経が集中していますので、ここに直接アプローチして体感温度に影響させようというイメージでしょうか。

既存のいろんなメーカーさんにくわえて、それこそSONYさんのような畑違いの会社が職種もデバイス設置方法もアプローチも異なる方法で商品開発とブラッシュアップを続けてくれれば、ペルチェ素子を使った空調ウェアはもっと進化するのかもしれませんね。


そこでふと思いましたが、村上被服さんのHOOHブランドのペルチェベストですが、これってペルチェの位置を改造できますかね?



左右の肩甲骨あたりにセットされているペルチェを、首後ろあたりに縦二つ並べたりしたら効きますかねえ?


カスタマイズプロでは、空調ウェアの穴を開けたり、閉じて移動したり、増やしたりが可能です。

空調ウェア 4つ穴・6つ穴加工



できるんじゃないか???



個人的に、ペルチェ式の最大のセールスポイントは冬場はヒートアイテムとしても使える点です。加工系のカスタマイズはコストも増えますが、機能性がアップすれば製品利用度も増えて加工賃は十分ペイできるはず!いっちょやってみようかという気になってきました。

カスタマイズプロでは今後も使命感(?)を持って実験的なカスタムも行っていきたいと思います!
(後日レポートがなかったら察してください)

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