先日の都心のゲリラ豪雨はすごかったですね...。お客様におかれましては、被害などあわれていなければと願うばかりです。現場がひどい状態になっている、という話も聞いていますので...。
こういった仕事をしていると世間様とのギャップを感じることも少なくありませんが、空調ウェアに関してはもう十分な認知度があるような気がします。見かけた現場のスタッフさん、交通誘導の方々など、空調ウェアを着ている方のほうが多いようです。ときおり現場職ではない方からも相談を受けたりしますし、釣りやスポーツといった趣味の世界での利用者も増えているのを実感します。ただ、そうなると起きてきがちなのが「想定にない利用のされ方」で起きるトラブルです。
いろいろと参考がてらにXやネットの口コミも見ているのですが、とんでもない雨に降られでもしないかぎり空調ウェアは大丈夫そうです。家屋が燃えてしまう被害にあった方の投稿も見かけましたが、どちらかといえば問題の発生源はバッテリーのようですし、その点は自己防衛できる範囲なのかなとも思いました。幸いなことに怪我などはされていないようですから、その教訓をいただいて、自己の安全のためにも送風ファン、バッテリーなどの機器は素性のわかるものをご使用されるようお願いします。
推奨品ではない機器と組み合わせたり、接続機器を増やしてみたり、ウェアのほうを改造してみたりと、まあ気持ちはわからなくないのですが、どうかご注意いただければと思います。作業中の快適性および(熱中症対策等の意味での)安全性を目指したのが空調ウェアですから、それを魔改造して人体被害が出たら元も子もありません。
そこで、もし現在の空調ウェアの送風量や機能性について問題を感じているなら、カスタマイズプロの「4つ穴・6つ穴加工」品をご検討ください。
メルマガにも書きましたが、穴の数をマシマシで6つにまで加工できます。現在の2つを4つにするだけでも二倍ですから、6つとなると三倍です。三倍となれば通常の空調ウェアの冷え方は赤い彗星並です。ニュータイプを自認する方はぜひご検討いただければと思います。
逆に、穴を塞ぎたいという希望の方にも対応しております。「穴塞ぎ加工」は手間のかかる加工ですし、漏れなどがあっては意味がありませんから、カスタマイズプロでは熟練の職人さんに特別にオーダーしています。
冷え冷え、穴マシマシの話題と真逆じゃん!と思った方、穴塞ぎ加工をご依頼する方は一緒に「穴の追加加工」を希望されることも多いのです。要するに、送風ファンを取り付ける穴の移動ということなんです。左右の穴をすべて片側に寄せたり、背中の穴をサイドに移動させたり、職種や取り扱う機器や重機でも事情は変わってくるようですね。
こうして考えると、空調ウェアが認知されてきたといってもまだまだすべての人の希望に応えられるレベルにはなく、カスタマイズプロへの加工依頼がなくなることはなさそうです。
安価なものを買い替えていくのも一つの方法ですが、ちゃんとしたものを購入してニーズに合った加工を施したものを長く使い続けていただくのがいちばんエコで賢い買い物かもしれません。